リパック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 04:08 UTC 版)
「2011年問題 (日本のテレビジョン放送)」の記事における「リパック」の解説
前述の通り地上デジタル放送は地上アナログ放送でも用いられたUHF帯の一部(13 - 52ch)をそのまま用いて放送するが、地上アナログ放送との混信防止のために53 - 62ch帯を暫定的に用いた中継局やこのことで受信障害が発生した中継局が存在した。その結果13 - 52ch帯への集約と受信障害解消のため、一部地域ではデジタル中継放送局のチャンネル(周波数)を変更することが必要になった。この様なデジタル放送チャンネルの変更・移動を一般に「リパック」(先述の「アナアナ変換」に対して、「デジデジ変換」とも)と呼んでいる。 リパックは2012年7月24日(東日本大震災の被災3県と被災県以外の一部中継局(高千局など)では2013年3月31日)までに実施されたが、地上デジタル放送受信機ではチャンネルの再スキャンが必要になるほか受信設備がリパック後のチャンネルに非対応の場合、設備の改修や交換が必要となる。
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