リタニとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > リタニの意味・解説 

リタニ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/04 08:36 UTC 版)

リタニ(英語:Litany(-ies))とは、キリスト教 カトリックの「連祷(れんとう)」。現代のカトリック教会では『連願(れんがん)』で統一されている。[1] 聖公会の「嘆願」を含めることがある。ラテン語のリタニア Litania、ギリシャ語のλιτή (litê)(祈る人・嘆願)に相当する。海外の媒体では稀に、正教会の連祷も「リタニ」と呼ぶことがある。

これらの祈祷形式に関連して作曲された音楽作品が多数存在する。

カトリック教会の連祷

以下のようなものがある。

  • イエズスの聖名の連祷
  • イエズスの聖心の連祷
  • イエズスのいと尊き御血の連祷
  • 聖マリアの連祷(ロレトの連祷)
  • 聖ヨゼフの連祷
  • 諸聖人の連祷

上記六つは教会から公的に唱えることを認められている。 他にも無数に存在するが、私的信心としてのみ用いられる。

音楽作品

  1. ジャン・アラン『リタニ Litanie』 - オルガン曲。第二次世界大戦で若くして戦死したアランを偲んで、モーリス・デュリュフレが彼のオルガン曲『アランの名による前奏曲とフーガ』の中でこの曲の主題を引用している。
  2. 武満徹『リタニ Litany』 - ピアノ曲。武満のデビュー作であった『2つのレント
  3. フランシス・プーランク『黒い聖母像への連祷』 - 合唱曲。
  1. ^ 日々の祈り 改訂版第二版 - カトリック中央協議会

「リタニ」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「リタニ」の関連用語

リタニのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



リタニのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのリタニ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS