リグロ【リグロ】(飼料作物)
登録番号 | 第5872号 | |
登録年月日 | 1997年 12月 5日 | |
農林水産植物の種類 | メドウフェスク | |
登録品種の名称及びその読み | リグロ よみ:リグロ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 雪印種苗株式会社 | |
品種登録者の住所 | 北海道札幌市豊平区美園2条1丁目2番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 兼子達夫 宝示戸貞雄 上原昭雄 白石良太 高山光男 村山廉生 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ファースト」の栄養系及び北海道内で収集した生態型から選抜した栄養系の多交配種子からさらに栄養系を選抜して合成した固定品種であり,育成地(北海道夕張郡長沼町)における出穂期は早生,春及び秋の草勢が良く,越冬性がやや良い採草及び放牧用の品種である。 出穂期の草型は中間~匍匐,茎の太さ及び長さは中である。葉幅は中,葉身長はやや長,葉色は中である。穂長はやや長,穂数は多,千粒重は重,春及び秋の草勢は良,出穂期は早生,出穂茎率はやや多である。越冬性はやや良,網斑病抵抗性は強である。 「ファースト」と比較して,穂長が長いこと,越冬性が良いこと等で,「トモサカエ」と比較して,穂数が多いこと,千粒重が重いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者の試験ほ場(北海道夕張郡長沼町)において,昭和47年~49年にかけて「ファースト」1,000個体から選抜した70個体から栄養系評価試験により10栄養系を選抜,別に48年~50年にかけて北海道内で収集した生態型2,000個体から選抜した150個体から栄養系評価試験により34栄養系を選抜,53年にこれら44栄養系の多交配種子を採種し,55年~57年に多交配種子から7栄養系を選抜,56~57年にこれら7栄養系を合成して育成した固定品種である。平成3年から特性検定試験及び北海道農業試験場外6カ所の試験場で品種選定試験を行い,その特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「SB-M-8201」であった。 |
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