ラリー、レース活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 03:17 UTC 版)
「ランチア・フルヴィア」の記事における「ラリー、レース活動」の解説
フルヴィアでの国際ラリー参戦を遂げたチェーザレ・フィオリオ率いるセミワークスよりランチアワークスとなったHFスクアドラ・コルセより、ラリー・モンテカルロや過酷なサファリ、RACラリー等にも精力的に参戦する。まず、60年代後半よりHF1.3を投入。チームにおける歴代ラリーストとしてオヴェ・アンダーソン、サンドロ・ムナーリ、ハンヌ・ミッコラ、ラウノ・アルトーネンらのドライブにより数多くのラリー・ラウンドを勝ち取り、ラリーにおけるランチアブランドを一気に押し上げた。 クーペ1.6HFを投入する1970年。この時、メインストリームはスポーツカーが台頭するアルピーヌやダットサンが猛威を振るっており、チームの新人であるムナーリがエース格へ育つにはそこから2年待つこととなる1972年。ムナーリがモンテカルロで初優勝を遂げ、ここから、ランチアが世界の頂点を目指すターニングポイントとなっていく。アルピーヌがボディの軽量化に加え、1.8リッターにスープアップしてきていた翌年のWRC元年。もはや熾烈が極まってくると1974年シーズン後半からストラトスにスイッチすることになり、最後までジロ・デ・イタリアやツール・ド・フランス、タルガ・フローリオ等のオンロードフィールドでも参戦させていた残ったクーペ1.3Sも1976年、それに合わせストラトスのサポートとしてベータ・クーペ1300と交代させていく事となる。
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