ライヴ・アット・ザ・マーキー_1971とは? わかりやすく解説

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ライヴ・アット・ザ・マーキー 1971

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/23 15:29 UTC 版)

キング・クリムゾン > キング・クリムゾンの作品 > ライヴ・アット・ザ・マーキー 1971
『ライヴ・アット・ザ・マーキー 1971』
キング・クリムゾン・コレクターズ・クラブライブ・アルバム
リリース
録音
ジャンル プログレッシブ・ロック
時間
レーベル ディシプリン・グローバル・モービル
プロデュース
  • デヴィッド・シングルトン
  • アレックス・マンディ
キング・クリムゾン・コレクターズ・クラブ アルバム 年表
  • Live in Toronto 1974
  • (2011年 (2011)
  • ライヴ・アット・ザ・マーキー 1971
  • (2012年 (2012)
  • Rehearsals & Blows
  • (2016年 (2016)
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ライヴ・アット・ザ・マーキー 1971』(Live at the Marquee 1971)は、キング・クリムゾン・コレクターズ・クラブ(KCCC)が2001年に発売した2枚組CD。イングランドロックバンドであるキング・クリムゾンが1971年に行なった国内ツアーのライヴ・アルバムで、同クラブの通算46作目[注釈 1]である。

解説

1971年、キング・クリムゾンはロバート・フリップピート・シンフィールドメル・コリンズ、新メンバーのボズ・バレルイアン・ウォーレスの顔ぶれで、4月12日にフランクフルトのズーム・クラブで初舞台に立った[注釈 2]後、5月11日から6月2日まで国内ツアーを行なった。7月には新作アルバムの制作を開始し、8月9日から10月30日まで並行して再び国内ツアーを行なった。

本作には8月10日のマーキー・クラブでの公演[1]が収録された。フリップのアナウンスメントを除いた9曲の内訳は以下のとおり。

'Improv'と題されたインストゥルメンタルは、「制作中の新作アルバム[注釈 4]に収録される予定」というフリップの紹介に続いて演奏され、冒頭と終結部には「太陽と戦慄 パートI」(1973年)と「人々の嘆き」(1974年)の断片が含まれる[1][注釈 5][2]

収録曲

Disc One
# タイトル 作詞・作曲 オリジナル 時間
1. 「冷たい街の情景 Picture of a City」 Robert Fripp, Pete Sinfield ポセイドンのめざめ』(1970年)
2. 「フォーメンテラ・レディ Formentera Lady」 Fripp, Sinfield アイランズ』(1971年)
3. 「船乗りの話 The Sailer's Tale」 Fripp(インストゥルメンタル) 『アイランズ』
4. 「サーカス Cirkus」 Fripp, Sinfield リザード』(1970年)
5. 「レターズ The Letters」 Fripp, Sinfield 『アイランズ』
6. 「ケイデンスとカスケイド Cadence and Cascade」 Fripp, Sinfield 『アイランズ』
合計時間:
Disc Two
# タイトル 作詞・作曲 オリジナル 時間
1. 「Improv」 Fripp, Mel Collins, Boz Burrell, Ian Wallace(インストゥルメンタル)  
2. 「レディース・オブ・ザ・ロード Ladies of the Road」 Fripp, Sinfield 『アイランズ』
3. 「RF Announcement」    
4. 21世紀のスキッツォイド・マン 21st Century Schizoid Man」 Fripp, Greg Lake, Ian McDonald, Michael Giles, Sinfield クリムゾン・キングの宮殿』(1969年)
合計時間:

ミュージシャン

脚注

注釈

  1. ^ D.G.M. Collector's Club Number 46, CLUB46
  2. ^ ズーム・クラブでの公演は12日から4日連続で行なわれた。CDボックス"Sailors' Tales (1970–1972)"(2017年)に収録。
  3. ^ 同アルバムが発表されたのは同年の11月で、この4曲は当日は未発表だった。
  4. ^ 「アルバム名は『アイランズ』になるだろう」とのこと。
  5. ^ 本コンサートの約一週間前の8月2日にロンドンのコマンド・スタジオで録音されたが、『アイランズ』には収録されなかった。同アルバムの40周年記念盤(2010年)にボーナストラックとして、'A Peacemaking Stint Unrolls'の題で収録された。

出典

  1. ^ a b Smith (2019), p. 487.
  2. ^ www.dgmlive.com”. 2025年7月20日閲覧。

引用文献

  • Smith, Sid (2019). In the Court of King Crimson: An Observation over Fifty Years. Panegyric. ISBN 978-1916153004 



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