ライブでの演奏やその後のリリース
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「オール・シングス・マスト・パス (曲)」の記事における「ライブでの演奏やその後のリリース」の解説
「オール・シングス・マスト・パス」は、1971年に行われたチャリティ・コンサート『バングラデシュ難民救済コンサート(英語版)』の演奏曲の候補に挙げられたものの、最終的に演奏されることはなかった。1997年5月14日にニューヨークで撮影されたVH1の『Hard Rock Live』でラヴィ・シャンカルとともに出演したことを皮切りに、晩年にテレビカメラの前で本作を2度生演奏した。2人は共同作品『Chants of India』のプロモーションのために番組に出演していたが、司会者のジョン・フーゲルサング(英語版)に促されるかたちで、ハリスンはアコースティック・ギターを受け取り、「オール・シングス・マスト・パス」の短縮バージョンを演奏した。2000年末、ハリスンはフライアー・パークの芝生でスツールに座って本作を演奏し、この時の演奏は翌年初頭に発売された『オール・シングス・マスト・パス』の30周年記念エディションのプレスキットに含まれた。 2001年の再発盤とともに、本作はプロモーション・シングル『マイ・スウィート・ロード』のB面曲として発売された。その後、2009年に発売された『レット・イット・ロール ソングス・オブ・ジョージ・ハリスン』にも収録された。 2011年に公開されたドキュメンタリー映画『ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』では、同作で最初に登場する楽曲となっており、第二次世界大戦におけるドイツ軍によるイギリス空襲のシーンで使用されている。また、1970年に録音された本作のデモ音源が、イギリスで発売された同作のDVDのデラックス・エディションに付属のCDに収録され、2012年5月に全世界で発売された『Early Takes: Volume 1』にも収録された。
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