ヨーロッパ諸国の政策
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 04:07 UTC 版)
「紛争ダイヤモンド」の記事における「ヨーロッパ諸国の政策」の解説
欧州連合は、その構成国の多くが旧宗主国であった歴史的背景もあって、開発援助を通じて多くのアフリカ諸国と密接な関係にある。2001年、EU内の経済、社会、そして、環境政策を担当する機関、EC (European Community) は、第三世界諸国内における紛争回避を目的としたプログラムの、4項目にわたる運用指針を採択した。 紛争原因に対して、EU機関が連携して、プログラムのより効果的な運用を図ること。 ダイヤモンドや小火器の密輸のような紛争の火種を絶つため、より効果的な対策を探ること。 迅速な対応を旨とすべきこと。 EU諸国にとどまらない国際的な連携をめざすこと。 このプログラムは、2001年6月、ヨーテボリ武力紛争防止プログラム (Gothenburg Program for the Prevention of Violent Conflicts) として発効することとなるが、このなかで、平和的な手段による紛争回避こそ、共通外交・安全保障政策や欧州安全保障防衛政策の目的に適うとしている。
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