ヨーロッパ諸国の領有
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/28 14:09 UTC 版)
「アーカンソー州の歴史」の記事における「ヨーロッパ諸国の領有」の解説
16世紀以降、州の東境を流れるミシシッピ川などを北上してきたスペイン人の探検・調査が進んだ。18世紀にはフランス王国(ブルボン朝)が支配したが、フレンチ・インディアン戦争でイギリスに敗れた1763年のパリ条約 (1763年)でスペインに割譲された。1800年、フランス革命後に統領政府の実権を握ったナポレオン・ボナパルトは秘密条約によりこの地をスペインから回復したが、ナポレオン戦争でイギリスからの攻撃を受けても防衛は困難と判断し、親仏的だった当時のアメリカ合衆国(連邦政府、トーマス・ジェファーソン大統領)へミシシッピ川西岸の広大な地域を売却することを決断した。こうして1803年、ルイジアナ買収が成立し、この地域はアメリカ領になった。
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