ヨーロッパ、カナダの公用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 01:42 UTC 版)
「公用語」の記事における「ヨーロッパ、カナダの公用語」の解説
ヨーロッパには複数の公用語を持つ国がある。国全体で、2つ以上の公用語が認められている場合もあれば、特定の地方で国家全体の公用語以外の言語、つまり地方の公用語が定められている場合もある。 例えば、ベルギーではフランス語・オランダ語(フラマン語)・ドイツ語、スイスではドイツ語・フランス語・イタリア語・ロマンシュ語、アイルランドではアイルランド語・英語、フィンランドではフィンランド語・スウェーデン語を公用語としている。スペインでは、国全体の公用語であるカスティーリャ語(スペイン語)のほかに、自治州憲章によってカタルーニャ語(バレンシア語)、バスク語、ガリシア語がそれぞれの地方公用語に制定されている。カナダでは英語とフランス語を公用語としている。それぞれの国内では全ての公用語で情報が行き渡るようになっている。例えば、国内で生産されるお菓子の内容表示や道路標識なども複数言語による併記となっており、教育やマスコミなどにおいてもその使用が保証されている。
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