ヨウ化物とは? わかりやすく解説

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ようか‐ぶつ〔エウクワ‐〕【沃化物】

読み方:ようかぶつ

沃素陰性成分として含む化合物


ヨウ化物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 06:33 UTC 版)

ヨウ化物
識別情報
CAS登録番号 20461-54-5 
PubChem 30165
ChemSpider 28015 
KEGG C00708 
ChEBI
ChEMBL CHEMBL185537 
バイルシュタイン 3587184
Gmelin参照 14912
特性
化学式 I
モル質量 126.9 g mol−1
熱化学
標準モルエントロピー So 169.26 J K−1 mol−1
関連する物質
その他の陰イオン フッ化物

塩化物
臭化物

特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ヨウ化物 (: iodide) イオンは、-1の電荷を帯びたヨウ素原子である[2]酸化数が-1のヨウ素化合物ヨウ化物と呼ぶ。これにはヨウ化セシウムのようなイオン化合物、四ヨウ化炭素のような共有結合化合物が含まれ、これら化合物の命名は塩化物臭化物と同じように行われる。ヨウ化物の試薬は、水溶性化合物に少量滴下して酸性としたり、炭酸イオンを除いたりするのに使われ、また、硝酸鉛(II)に加えると明るい黄色ヨウ化鉛(II)の沈殿が得られる。ほとんどのイオン性ヨウ化物は、黄色のヨウ化銀と黄色のヨウ化鉛の例外を除いて水に溶ける。ヨウ素はヨウ化物水溶液によく溶け、茶色の三ヨウ化物イオンを形成する。

I-(aq) + I2(s)

「ヨウ化物」の例文・使い方・用例・文例

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