ユーザー中心設計とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ユーザー中心設計の意味・解説 

ユーザー中心設計

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/03 19:42 UTC 版)

ユーザー中心設計ユーザーちゅうしんせっけい: user-centered design、UCD)は、デザインの各段階でエンドユーザーインタフェース文書に関するニーズ・要求・制限などに多大な注意を払って設計を行うこと、またはそのようなデザイン哲学。ユーザー中心設計は言わば問題解決を繰り返す過程であり、単に設計者がインタフェースがどのようにユーザーに使われるかを解析し予測するだけでなく、前提が正しいかどうかを実際のユーザーによる試用で確認するということも行う。ユーザーが初めてそのデザインに触れたときどう感じるかを、設計者が直観的に理解することは非常に難しいため、そのような試用が必要となる。また、ユーザーの習熟曲線がどのようになるかということが試用によって初めて明らかとなる。


注釈

  1. ^ : Human-centered design processes for interactive systems (ISO 13407 Model, 1999)
  2. ^ : visibility
  3. ^ : chunking
  4. ^ : rhetorical situation
  5. ^ : audience
  6. ^ : purpose
  7. ^ : context
  8. ^ : The Design of Everyday Things。当初の書名は『The Psychology of Everyday Things』。
  9. ^ : Emotional Design

出典

  1. ^ Greenbaum&Kyng (eds): Design At Work - Cooperative design of Computer Systems, Lawrence Erlbaum 1991
  2. ^ Schuler&Namioka: Participatory Design, Lawrence Erlbaum 1993 and chapter 11 in Helander’s Handbook of HCI, Elsevier 1997
  3. ^ Beyer&Holzblatt, Contextual Design, Kaufmann 1998


「ユーザー中心設計」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ユーザー中心設計」の関連用語

ユーザー中心設計のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ユーザー中心設計のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのユーザー中心設計 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS