ユニバーサルデザイン(UD)と商品開発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/06 06:08 UTC 版)
「坂本鐵司」の記事における「ユニバーサルデザイン(UD)と商品開発」の解説
坂本は1970年東陶機器へ入社、デザイン部に所属。その約2年後に、身体障害者や高齢者用衛生設備機器の研究・開発を開始。デザイン業務と並行し身体障害者用機器の研究・開発に従事。当時、バリアフリーという言葉もなく当然その発展型であるUDも存在しない時代。そういう中で身体障害者用の機器の開発を手掛けた。その実績として 障害者向け開発から劇的に一般普及に成功した典型である温水洗浄便座(TOTO ウォシュレット)、トイレや浴室で使用するただの手すりをインテリアの一部とする「インテリアバー(Interior Bar)」、浴槽や便器等の一体型システムとなる「ユニットバス」などの開発がある。近年、このインテリアバーも街作りにおいて公共施設及び住宅作りといった際には欠かす事の出来ない存在となっている。また、その他それに付随するシステムキッチン、洗面台、照明付傾斜鏡、車子対応便器といったものの研究、開発にも従事。今では必要不可欠となった上記商品群の一般家庭における普及と共にバリアフリーを含むユニバーサルデザイン(UD)等の社会認知に幅広く貢献している。
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