ユニティ
宇宙ステーション建設の第2弾アメリカのモジュール「ユニティ」打ち上げ
ロシアのザーリャ打ち上げから14日後の1998年12月4日、国際宇宙ステーション第2の構成要素であるノード1と2個の与圧結合アダプターを搭載したスペースシャトル・エンデバー(STS-88)が、アメリカ・フロリダ州にあるケネディ宇宙センターから打ち上げられました。
エンデバーは高度390kmでザーリャに接近し、ロボットアームを使って、エンデバーのペイロードベイに固定されたままのノード1と与圧結合アダプターに、ザーリャをドッキングさせることに成功しました。ノード1は、ロシア側のモジュールとアメリカなど西側のモジュールをつなぐ役目をもっていることから、「ユニティ」という愛称がつけられました。
アメリカのユニティ、ザーリャから電源の供給を受けて機能開始
スペースシャトル内にあるコンピューターやカメラの画像だけを頼りに、ロボットアームを操作しておこなうユニティとザーリャのむずかしいドッキングに成功したあと、最後に宇宙飛行士の船外活動によってお互いの電源ケーブルが結合されました。これによって発電機能をもったザーリャからユニティに電力が送られるようになり、ロシア・アメリカ両国最初のモジュールがいっしょに機能しはじめました。
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