モデルとなったマリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/22 04:30 UTC 版)
「マリと子犬の物語」の記事における「モデルとなったマリ」の解説
映画のマリのモデルとなった実際のマリは、地震発生から16日後に救助された後、飼い主が身を寄せていた避難所に入ることができず、子犬とともに知人宅に預けられることとなった。救出される数日前、山古志村の様子を報道する新聞記事に村内に残っていた犬の写真が掲載されたが、これを飼い主が見てマリだと気づいた。11月10日に一時帰村が許可され、飼い主が自宅に行くと、地震当日の朝に生まれた3匹の子犬とマリを見つけたが、子犬たちがよく太っていたのに対しマリはひどく痩せていたという。また、心的外傷後ストレス障害 (PTSD) によるとみられる行動の変化があり、怯える様子や側溝などを跨げない様子があったという。2007年12月頃に飼い主は家を再建し、マリはまた飼い主と一緒に暮らせることとなった。 テレビ東京系列で放送されていた『まさはる君が行く!ポチたまペットの旅』の旅犬まさはる君は、新潟県長岡市を旅した際に山古志のマリの住む家を訪れ、松本秀樹共々マリに会っている(2015年2月17日放送)。 マリは2016年6月10日夕方、長岡市内の飼い主宅で15歳で死去した。
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