メーカー独自仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 10:06 UTC 版)
「ツイストペアケーブル」の記事における「メーカー独自仕様」の解説
以下のものがケーブルメーカーから販売されることがある。これらはISO/IECやANSI/TIAによって規格化されたものではなくメーカーの独自仕様である。 「カテゴリ5相当」と表示された4対中2対しか結線されていないケーブル。100BASE-TXで使用できても1000BASE-Tでの使用はできない。1990年代末ごろ、100BASE-TX普及期に販売された。 「カテゴリ6e」と表示されたケーブル。規格名称として存在しない。2000年代中盤、カテゴリ6A標準化前後に販売された。 「カテゴリ7対応」と表示されたUTPケーブルまたはRJ-45コネクタつきケーブル。このカテゴリでは二重シールドのあるSTPしか定義されていない。また、終端にはRJ-45ではなく、その上位互換であるGG45コネクタもしくは独自形状のTERAコネクタの使用のみが定義されている。これを用いるとシールドが接地されてないためにコモンモードノイズによる電波障害などの問題が起きる可能性がある。10GBASE-Tが登場した2000年代後半から販売されている。
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