メンバーの脱退・1回目の解散
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 01:24 UTC 版)
「モンキーズ」の記事における「メンバーの脱退・1回目の解散」の解説
太平洋ツアーの後、1968年11月に放送されたNBCのスペシャル番組『33 1/3レボリューションズ・パー・モンキー』の出演後、ピーター・トークがグループを脱退。その後、モンキーズは3人で活動を行う。 1969年2月、ピーター・トーク在籍時に録音済みだった未発表曲を寄せ集めたアルバム『インスタント・リプレイ (Instant Replay)』をリリース。この時点で、テレビシリーズが終わってからほぼ1年が経っていた。その後もCBS・ABCではテレビシリーズの再放送がされてはいたが、アルバムチャートは最高32位止まりとなる。 以降も3人でのツアー、テレビ番組へのゲスト出演、レコーディングをこなす。1969年10月、マイク・ネスミスが得意とするカントリー色の強いアルバム『プレゼント (The Monkees Present)』をリリースするも、前作よりもさらにセールスは悪化。この作品が3人での最後の作品となった。この後、マイク・ネスミスは莫大な違約金を払ってモンキーズを脱退し、ファースト・ナショナル・バンドを結成してソロ活動へと移る。なお、現在のマイク・ネスミスはグラム・パーソンズらと並んでカントリーロックのパイオニアとしての評価が定着している。 1970年6月、アルバム『チェンジズ (Changes)』をリリースするも話題にすらならなかった。この頃はパートリッジ・ファミリーやボビー・シャーマンといった新たなるアイドルが躍進中で、すでにモンキーズは過去の存在と化していた。『チェンジズ』は、最終的にミッキーとデイヴィーの2人だけになってしまったモンキーズの最後のアルバムである。同アルバム発表と時期をほぼ同じくして、モンキーズは解散した。
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