メモリ効果とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > コンピュータ > IT用語辞典 > メモリ効果の意味・解説 

メモリ効果

読み方メモリこうか
別名:メモリー効果
【英】memory effect

メモリ効果とは、バッテリー放電しきらない状態での再充電繰り返した場合に、見かけ上、使用可能な容量減少する現象のことである。

メモリ効果では、バッテリー使用中に、まだ容量使用可能な程度残っているのにもかかわらず急激に電圧低下するようになってしまい、その段階で電池残量ゼロ認識されてしまう。実際使用可能な電気エネルギーはまだ残っているが、実質バッテリー使える時間短くなる

メモリ効果は一時的な現象なので、通常十分な放電繰り返すことによって解消されるといわれている。メモリ効果を解消するための「リフレッシュ動作を行う機能がついた充電器などもある。ただし充放電過度に行うとバッテリーとしての寿命縮め恐れがある

メモリ効果はニッカド電池ニッケル水素電池などのバッテリーにおいて起こりやすい。ニッカド電池バッテリーとして使用していた初期ノートパソコンではメモリ効果が問題視されていた。現在のノートパソコン携帯電話多くは、メモリ効果の起こりにくいリチウムイオン電池採用されている。



このページでは「IT用語辞典バイナリ」からメモリ効果を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からメモリ効果を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からメモリ効果 を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「メモリ効果」の関連用語

メモリ効果のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



メモリ効果のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2025 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリの【メモリ効果】の記事を利用しております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS