電池の進化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 15:50 UTC 版)
もともとニッケル・水素蓄電池は、ニッケル・カドミウム蓄電池と比較するとメモリー効果は小さかった(それが長所の一つだった)。そして、2005年11月に発売となったeneloop(旧三洋電機の開発)はさらにメモリー効果の影響が小さくなっていた(従来型より電圧を高めているため)。 eneloopとEVOLTAを販売するパナソニックでは、メモリー効果はごく僅かであり通常の使用では影響が無いとしている。 eneloop が当初から「従来型のニッケル水素電池よりも電圧を引き上げ、メモリー効果を回避した」という技術的背景を明示しているのに対し、充電式EVOLTAは従来通り「ニッケル・カドミウム蓄電池よりメモリー効果に強い」と記されるにとどまっている。
※この「電池の進化」の解説は、「メモリー効果」の解説の一部です。
「電池の進化」を含む「メモリー効果」の記事については、「メモリー効果」の概要を参照ください。
- 電池の進化のページへのリンク