メイフラワー誓約の本文
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 04:23 UTC 版)
「メイフラワー誓約」の記事における「メイフラワー誓約の本文」の解説
メイフラワー誓約の原稿は失われたが、エドワード・ウィンスローの書いた『モートの関係』とウィリアム・ブラッドフォードの日誌『プリマス・プランテーションについて』にある写しは一致しており、正確なものと認められた。ブラッドフォードの手書き原稿はマサチューセッツ州図書館の特別貯蔵所に保管されている。ブラッドフォードの写しは次のようになっている。内容には、契約神学の影響がある。 神の名において、アーメン。下に署名した我々は、グレートブリテン、フランスおよびアイルランドの神、国王、信仰の守護者、等々の恩寵によって、崇敬する君主である国王ジェームズ1世 (イングランド王)ジェームズの忠実な臣民である。神の栄光とキリスト教信仰の振興および国王と国の名誉のために、バージニアの北部に最初の植民地を建設する為に航海を企て、開拓地のより良き秩序と維持、および前述の目的の促進のために、神と互いの者の前において厳粛にかつ互いに契約を交わし、我々みずからを政治的な市民団体に結合することにした。これを制定することにより、時々に植民地の全体的善に最も良く合致し都合の良いと考えられるように、公正で平等な法、条例、法、憲法や役職をつくり、それらに対して我々は当然の服従と従順を約束する。君主にして国王ジェームズのイングランド、フランス、アイルランドの11年目、スコットランドの54年目の統治年11月11日、ケープコッドで我々の名前をここに書することを確かめる。西暦1620年。
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