むぎ‐まき【麦×蒔き/麦×播き】
麦蒔
ムギマキ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/12 06:29 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ムギマキ | ||||||||||||||||||||||||
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保全状況評価 | ||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) ![]() |
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Ficedula mugimaki (Temminck, 1835) |
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和名 | ||||||||||||||||||||||||
ムギマキ | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Mugimaki Flycatcher |
ムギマキ(麦播、学名:Ficedula mugimaki)は、スズメ目ヒタキ科ヒタキ亜科に分類される鳥類の一種である。
分布
ロシア東部からオホーツク海沿岸、サハリン、アムール、中国北東部で繁殖し、冬期は中国南部、東南アジア方面に渡り越冬する。
日本では旅鳥として春と秋の渡りの時期に全国各地を通過するが、数は少ない。日本海側の島嶼(舳倉島、対馬等)では、比較的よく観察される。
形態
全長約13cm。雄は上面が黒く、眼の後方の眉斑が白く目立つ。喉から腹はオレンジ色で、下腹以下の下面は白色である。雌は上面はオリーブ褐色で、眉斑は不明瞭である。喉から腹は雄に比べると淡いオレンジ色である。
生態
繁殖地では針葉樹林に生息し、つがいで縄張りを持つ。高木の枝の上に、鉢型の巣を作る。卵数は4-8個。
日本では海辺や山麓の松林で観察されることが多いが、市街地の公園に現れることもある。
「ピピピ」とさえずる。地鳴きは「ティッ ティッ」。
参考文献
- 『日本の鳥 550 山野の鳥』、文一総合出版
関連項目
ムギマキ
固有名詞の分類
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