ミンスクの来歴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 11:19 UTC 版)
「ミンスク・ワールド」の記事における「ミンスクの来歴」の解説
「ミンスク」は全長284m、基準排水量43,000トンという中型軍用艦艇で、冷戦時代末期、ウラジオストクのソ連太平洋艦隊に配属されており、たびたび対馬海峡などを航行する姿が報道されたため、当時の日本における「ソ連脅威論」の拠り所のひとつとなっていた。 しかし、ソ連時代末期の経済破綻による軍事費削減のあおりを受け1991年ごろ退役し、長らくロシアの沿海地方の港町ナホトカやソヴィエツカヤ・ガヴァニに係留されていた。 1995年に大韓民国の企業にスクラップとして売却された後に、1997年、中華人民共和国の企業に売却された。当初は中国が航空母艦として運用もしくは建造の参考にするために購入したとの憶測もあった。その後1999年に火災で全焼するなど紆余曲折があったが、最終的には深圳市で軍事テーマパークとして使われることになった。
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