ミッテルトゥールガウ鉄道Re4/4II形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/10 06:43 UTC 版)
「スイス国鉄Re420形電気機関車」の記事における「ミッテルトゥールガウ鉄道Re4/4II形」の解説
Re4/4II 21号機は1969年製で、集電装置2基搭載、運転室延長型で自動連結器設置準備のない、スイス国鉄の11156-11219、11239-11254号機と同タイプであり、運転室の反運転室側にバックミラーを設置しているほかは塗装および標記類のみ異なるものとなっている。車体は濃緑色をベースに車体上端部と腰部をクリーム色としたもので、正面中央にはトゥールガウ州の紋章を、その下部に"21"の切抜文字を設置し、側面下部中央にミッテルトゥールガウ鉄道のロゴが入れられたものである。 製造後は旅客列車および貨物列車の牽引に使用されており、正面下部左右の前照灯の角型のものへの交換もスイス国鉄機と同様に実施されていた。 2002年にミッテルトゥールガウ鉄道が経営破綻して路線はスイス国鉄が、運行はスイス国鉄が90 %を出資するトゥルボが引継いでいるが、これに伴いRe4/4II 21号機は2002年11月1日にスイス国鉄へ譲渡され、事故廃車により空き番号となっていた11172I号機の機番を引継ぎ、11172II号機となっている。車体塗装は当初そのままで使用されていたが、2005年2月に通常のスイス国鉄赤塗装へ変更されている。
※この「ミッテルトゥールガウ鉄道Re4/4II形」の解説は、「スイス国鉄Re420形電気機関車」の解説の一部です。
「ミッテルトゥールガウ鉄道Re4/4II形」を含む「スイス国鉄Re420形電気機関車」の記事については、「スイス国鉄Re420形電気機関車」の概要を参照ください。
- ミッテルトゥールガウ鉄道Re4/4II形のページへのリンク