ミカエル戦車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 17:05 UTC 版)
ハカイダーによって首をもぎ取られて破れた後、グルジェフの所有していた戦車マシンと合体し、ミカエル戦車となる。ミカエルの意識は消え、グルジェフの持つリモートコントローラーによって操られている。 形状からして小型戦車と言うよりも二足歩行戦車に近く、ミカエルの首を移植され、長い首を持った異形の怪物のように描かれている。ハカイダーを(ヘルズシザースで捕らえて地面や壁に叩き付けたり、ヘルズキャノンで右腕を打ち落としたりと)追いつめるも、最後はアームショットに敗れ爆発する。破片(頭部とヘルズキャノンの一部)はグルジェフの所へ飛び散り、頭部はグルジェフ死亡後、意識を持って「…私は…正義…」と台詞を繰り返した。 ミカエル戦車の造形物は人形アニメ用モデルと実物大の首とヘルズシザースと下半身と破片(頭部とヘルズキャノンの一部)が作られた。 ミカエル戦車の登場は公開まで公表されていなかった。 ミカエル戦車は右半身が青、左半身が赤とキカイダーと同様の彩色が成されており、逆にS.I.C.のキカイダーはこの顔に近いものになっている。 装備 ヘルズシザース ミカエル戦車の「左腕」として装備された巨大な爪。高い握力を誇り、ハカイダーのパワーをもってしても振り切ることはできない。主に捕らえたターゲットを壁に叩き付けたり、ヘルズソウ(下記)で攻撃する際に使用される。 ヘルズキャノン ミカエル戦車の「右肩」に装備された四門のエネルギーキャノン。毎秒8発のエネルギー弾を発射し、ターゲットを瞬く間に粉砕する。ハカイダーの右腕を破壊する。 ヘルズソウ ミカエル戦車の「顎」の下に取り付けられた高速回転ノコギリ。ヘルズシザースによって捕らえた敵を切り裂くために使用されるが、劇中ではその能力を発揮することはできない。
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