マルドゥック・スクランブル-09
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「マルドゥック・スクランブル」の記事における「マルドゥック・スクランブル-09」の解説
マルドゥック市における人命保護を目的とした緊急法令「マルドゥック・スクランブル」の一つで、保護証人の人命保護のために委任事件担当捜査官および保護証人に禁じられた科学技術の使用を認める法律。三博士のひとりであるクリストファーが提案創設したもので、元来はクリストファー、ボイルド、イースター、ウフコック等の10名と2匹から為る独立した法執行機関であったが、労働組合を利用したオクトーバー社の犯罪を捜査する過程でクリストファーをはじめとするほとんどのメンバーを失い独立機関として維持することが困難になったため、クリストファーと"繋がり"があり09を擁護する立場にあったヴィクトル・メーソン市長の支持のもと09は改正され、09の執行機関を一つと限定せず、それぞれの機関の人数制限を撤廃し、禁止された科学技術の保有者が市民の生命保全のため(主に委任事件担当捜査官として)に働く、という現行のものとなった。ただし09により禁じられた科学技術を使用する者は常に自身の有用性を証明し続ける必要があり、社会から危険と認識されればいつでも廃棄処分を受ける可能性がある不安定で危険な立場である。
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