マハーチャイ駅とは? わかりやすく解説

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マハーチャイ駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/31 09:58 UTC 版)

マハーチャイ駅
マハーチャイ駅2023年3月25日
มหาชัย
Maha Chai
ニコムロットファイマハーチャイ (0.62 km)
所在地 タイ王国
サムットサーコーン県
ムアンサムットサーコーン郡
駅番号 5018
所属事業者 タイ国有鉄道
所属路線 メークローン線
キロ程 31.22 km(ウォンウィアン・ヤイ駅起点)
電報略号 ชั.
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1905年1月4日
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マハーチャイ駅(マハーチャイえき、タイ語:สถานีรถไฟมหาชัย)は、タイ王国中部サムットサーコーン県ムアンサムットサーコーン郡にあるタイ国有鉄道メークローン線である。

概要

ターチーン川の東岸に位置する。メークローン鉄道の西側区間の建設に際し、ターチーン川への架橋は見送られ、当駅と対岸のバーンレーム駅の間は渡船で連絡することとされた。架橋はその後も実現しておらず、メークローン線は分断区間を渡船で連絡する形態が続いている。

駅構内は行商人らが市場として利用しており、線路上まで店舗が設けられている(列車の発着時は場所をずらす)。ただ、観光コースにまでなったメークローン駅と比べると、当駅は列車発着本数が多い(1日17往復)こともあり、線路上の店舗はやや少ない。

歴史

1905年1月4日に民営ターチーン鉄道としてクローンサーン駅 - マハーチャイ駅が開業し、1908年10月6日にはメークローン鉄道に吸収合併された。1942年-1945年第二次世界大戦中私鉄のメークローン鉄道は、軍事管理化に入りその後1946年5月8日に国有化されタイ国鉄の駅となった。

駅構造

ホーム

片面ホーム・島式ホーム各1面、着発線2線の地平駅。ホームと着発線を覆う屋根が設けられている。

車両基地

車両基地

着発線の他に構内には何本かの側線と検修庫が設けられ、メークローン線東側区間の車両基地となっている。検修庫にはリフティングジャッキが備えられ、台車や床下機器の着脱を伴う作業にも対応する。

配置車両は、かつてはメークローン線用の新製車もあったが、2000年代以降は他線区から転属したステンレス製ディーゼルカーが主力となっている[1]。ほとんどは非冷房の3等車であるが、冷房付2等中間車も少数含まれており、一部の列車に組み込まれている[1]

その他

  • メークローン線東側区間(ウォンウィアン・ヤイ - マハーチャイ間)の閉塞区間配置
ウォンウィアン・ヤイ駅 - ワット・シン駅 - ランポー駅 - バーンナームジュード停車場 - コークワイ停車場 - マハーチャイ駅

脚注

  1. ^ a b 『鉄道ピクトリアル』2000年6月号(No.686)p.102-103,p.106-111

参考文献

  • 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』(柿崎一郎著、京都大学学術出版会、2010年)

関連項目




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