マハーセーナ
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マハーセーナ(Mahasen あるいは Mahasena)は、古代スリランカのアヌラーダプラ王国の王である。その治世は西暦275年から301年と考えられており、スリランカで灌漑のために大規模な貯水池を作り始め[1]、16の貯水プールを造ったとされる[2]。マハーワンサによると、王に即位してからは上座部仏教(テーラワーダ、Theravada)の僧たちを敵視し、その最大の拠点であったアヌラーダプラ大僧院を含めて複数の寺院を廃した。その後に部下の言葉に従い敵視をやめ、ジェータワナ・ラーマヤのストゥーパを建立した。また人々はマハーセーナがミネリヤに貯水池を造ったことに感謝し、マハーセーナをミネリ・デウィヨ (ミネリヤの神) と呼ぶようになった。
- ^ “Country Profile”. The High Commission of Sri Lanka - Singapore. 2008年6月25日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2008年11月1日閲覧。
- ^ Derrick Schokman (2004年3月20日). “Exploring the Sigiri-bim”. Daily News. 2011年6月4日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2008年11月1日閲覧。
- ^ a b c “King Mahasen”. Translated Online Mahavamsa. 2008年11月1日閲覧。
- ^ a b “Constructions of King Mahasen”. Translated Online Mahavamsa. 2008年11月1日閲覧。
- ^ “Irrigation Systems”. University of Peradeniya, Sri Lanka. 2008年11月1日閲覧。 [リンク切れ]
- ^ Gamini G. Punchihewa (2003年7月16日). “Three cornerstones of local culture”. Daily News. 2011年6月4日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2008年11月1日閲覧。
- 1 マハーセーナとは
- 2 マハーセーナの概要
- 3 参考文献
- 4 関連項目
- マハーセーナのページへのリンク