マダム_(雑誌)とは? わかりやすく解説

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マダム (雑誌)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/12 07:57 UTC 版)

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マダム
Madam
ジャンル 月刊婦人雑誌
刊行頻度 月刊
発売国 日本
言語 日本語
出版社 鎌倉書房
発行人 長谷川映太郎
刊行期間 1964年6月(第1号) - 1994年12月(第382号)
姉妹誌 『別冊マダム』
『かわいい子ども服』
『Paku paku』
『Sense up』
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マダム』(英語: Madam)は、かつて存在した日本の雑誌である[1][2]東京都新宿区の出版社鎌倉書房が編集出版した[1][2]1964年(昭和39年)6月創刊、1994年(平成6年)12月休刊[1][2]。いわゆる「戦後四大婦人雑誌」に比して、もっとも後発であった[3]

略歴・概要

長谷川映太郎が1941年(昭和16年)に創立した「株式会社鎌倉書房」が、1964年(昭和39年)6月に創刊した婦人雑誌である[1][2]。「戦前の四大婦人雑誌」とされた『主婦の友』『婦人公論』『婦人画報』『婦人倶楽部』、「戦後の四大婦人雑誌」として第二次世界大戦後に創刊された『主婦と生活』『婦人生活』に比して、20年近く後発であった[3][4]

1968年(昭和43年)秋、姉妹誌として季刊『別冊マダム』が創刊される[5]

1975年(昭和50年)1月号から12月号まで、年間を通して伊藤緋紗子が表紙モデルを務めた。

1981年(昭和56年)夏、『別冊マダム』真夏号(通巻第56号)を最終号となるが、『別冊ドレスメーキング』と合併して同誌を継続、新たに『ドレスメーキング・マダムのスタイルブック』を創刊する[5]。したがって『ドレスメーキング・マダムのスタイルブック』秋冬号は、通巻第57号とされた[6]

1994年(平成6年)12月、第382号が発売されたが、その後、版元の鎌倉書房が破産したため、同号が最終号となった[1][2]。1995年(平成7年)1月23日、長谷川映太郎が満83歳で死去、鎌倉書房は解散となった[7]。同社の雑誌で営業権を他社が引き継いだのは『ジュニー』(扶桑社が継承)のみで、『マダム』を含めてすべてが休刊となった。『ドレスメーキング・マダムのスタイルブック』は前年1994年9月の通巻第136号が最終号になった[6]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e マダム国立国会図書館、2012年6月27日閲覧。
  2. ^ a b c d e マダム国立情報学研究所、2012年6月27日閲覧。
  3. ^ a b 女性雑誌『VERY』にみる幸福な専業主婦像、石崎裕子、国立女性教育会館、2012年6月27日閲覧。
  4. ^ 戦前期四大婦人雑誌目次集成 全36巻ゆまに書房、2012年6月27日閲覧。
  5. ^ a b 別冊マダム、国立情報学研究所、2012年6月27日閲覧。
  6. ^ a b ドレスメーキング・マダムのスタイルブック、国立国会図書館、2012年6月27日閲覧。
  7. ^ 合祀者名簿、日本出版クラブ、2012年6月27日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク


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