マケドニア鉄道向け輸出車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/13 06:18 UTC 版)
「中国国鉄HXD1型電気機関車」の記事における「マケドニア鉄道向け輸出車両」の解説
マケドニア鉄道は、交流25kV・50Hz電化区間で貨物列車牽引に使用していた従来の電気機関車の老朽化を理由に、2017年に欧州復興開発銀行からの融資(5,000万ユーロ)の一部を使い中国中車と新型電気機関車4両の製造契約を交わした。株洲電力機車が製造を担当したこの電気機関車は443型(Class 443)という形式名が与えられ、2019年5月に最初の1両が落成し試運転を開始している。最高速度は120km/h、最大総重量1,600tの列車を単機で牽引可能な設計となっており、セルビアとギリシャの両国境間を結ぶ"南北回廊"と呼ばれる幹線での運用を予定している。なお、マケドニア鉄道は2015年に株洲電力機車製の電車・気動車を導入した経歴を持つ。
※この「マケドニア鉄道向け輸出車両」の解説は、「中国国鉄HXD1型電気機関車」の解説の一部です。
「マケドニア鉄道向け輸出車両」を含む「中国国鉄HXD1型電気機関車」の記事については、「中国国鉄HXD1型電気機関車」の概要を参照ください。
- マケドニア鉄道向け輸出車両のページへのリンク