ボゴール目標

新語時事用語辞典

ボゴール目標

読み方：ぼごーるもくひょう

1994年11月のインドネシアのボゴール宮殿でのAPEC首脳会議にて採択された「APEC経済首脳の共通の宣言」(ボゴール宣言)において述べられた「先進エコノミーは遅くとも2010年までに、また、途上エコノミーは遅くとも2020年までに自由で開かれた貿易及び投資という目標を達成する」という目標のこと。

関連サイト：
「ボゴール目標」とは何ですか - 外務省
APEC経済首脳の共通の決意の宣言（ボゴール宣言仮訳） - 外務省
APEC ECONOMIC LEADERS' DECLARATION OF COMMON RESOLVE - ボゴール宣言の原文(英語)

（2010年11月11日更新）

デジタル大辞泉

ボゴール‐もくひょう〔‐モクヘウ〕【ボゴール目標】

読み方：ぼごーるもくひょう

ボゴール宣言に盛り込まれた、APEC（アジア太平洋経済協力）地域の貿易・投資自由化に関する目標。同地域内の先進経済圏は2010年までに、新興経済圏は2020年までに、域内における貿易と投資の自由化を達成することを宣言した。

[補説] 2010年に行われたAPEC首脳会議では、13の国・地域がボゴール目標の達成に向けて顕著な進展を遂げたと報告。2020年、新たな取り組みとして「APECプトラジャヤ・ビジョン2040」が宣言された。

ウィキペディア

ボゴール目標

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2019/11/13 03:38 UTC 版)

ボゴール目標（Bogor goals）は、1994年11月にインドネシア・ボゴールの大統領宮殿で開催された第6回APEC首脳会議において採択された、「APEC経済首脳の共通の宣言」（ボゴール宣言）で掲げられた目標である。

概要

「先進エコノミー（オーストラリア、カナダ、日本、ニュージーランド、米国）は遅くとも2010年までに、また、途上エコノミー（チリ、中国香港、韓国、マレーシア、メキシコ、ペルー、シンガポール、チャイニーズ・タイペイ）は遅くとも2020年までに自由で開かれた貿易及び投資という目標を達成する」というもの。

この目標は，貿易及び投資に対する障壁を更に削減し、財、サービスおよび資本の自由な流れを促進することによって迅速に追及され、関税及び貿易に関する一般協定（GATT）に整合的な方法によって達成することとされている。

経過

先進エコノミーの目標達成年である2010年11月に神奈川県横浜市で開催された第22回APEC首脳会議では、首脳宣言「横浜ビジョン～ボゴール、そしてボゴールを超えて」において、ボゴール目標に向けた進展を確認し、13エコノミーが目標の達成に向けた顕著な進展を遂げたことが報告された。

外部リンク

• [1] - Asia-Pacific Economic Cooperation