ホソバツメクサとは? わかりやすく解説

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細葉爪草

読み方:ホソバツメクサ(hosobatsumekusa)

ナデシコ科多年草高山植物

学名 Minuartia verna var.japonica


ホソバツメクサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/20 02:11 UTC 版)

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ホソバツメクサ
群馬県至仏山 2013年7月
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : ナデシコ亜綱 Caryophyllidae
: ナデシコ目 Caryophyllales
: ナデシコ科 Caryophyllaceae
: タカネツメクサ属 Minuartia
: コケツメクサ M. verna
変種 : ホソバツメクサ M. v. var. japonica
学名
Minuartia verna (L.) Hiern var. japonica H.Hara
シノニム

Arenaria verna L. var. japonica (H.Hara) H.Hara

和名
ホソバツメクサ(細葉爪草)

ホソバツメクサ(細葉爪草、学名:Minuartia verna var. japonica )はナデシコ科タカネツメクサ属多年草。別名、コバノツメクサ高山植物

特徴

小型の多年草。は株状になり、よくを分け、高さは4-13cmになる。花のつかない枝は、長さ5-20mmになり、は針形、長さ5-7mmで先端は針状にとがる。花のつく枝は直立し、上部に短毛と腺毛がある。花のつく枝につく葉は2-3対が無柄で対生し、葉身は花のつかない枝のものより小さい。

花期は7-8月。は直径5mmほどで茎先に2出集散花序をつける。花柄には腺毛が密生する。は離生し萼片は5個、裂片は卵形から広披針形で長さ3mm、3脈があり短毛があり先端は鋭形。花弁は5個で白色、倒卵形から楕円形になり、萼片とほぼ同じ長さで全縁。雄蕊は10個。雌蕊は3個。果実蒴果になり、長楕円形で長さ4mmになり、3裂する。種子は腎円形で、長さ0.6-0.7mmになり、種子の突起は目立たない。

分布と生育環境

日本固有種。北海道、本州中部地方以北に分布し、高山帯の岩場や砂礫地などに生育する。

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