ホスチアの奇跡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/14 07:48 UTC 版)
「ブルクヴィントハイム」の記事における「ホスチアの奇跡」の解説
1465年の聖体の祭列の際に起こったホスチアの奇跡は、ブルクヴィントハイムを巡礼の地にした。聖体顕示台が『人の力によるでも、風に押されたのでもなく』祭壇に倒れ、ホスチア(キリストの体になぞらえたパン)が地面に落ちた。司祭は、すべてのスタッフを動員したがそれを地面から持ち上げることができなかった。仕方がないので木製の囲いを造り、ホスチアを護ることにした。エーブラハの修道院が8日間の祈祷の準備をしたところ、ホスチアは再び持ち上がるようになった。これを聞いたエーブラハ修道院は、ホスチアを運び、教区教会へ戻した。この出来事は奇跡とされ、わずか2年後にはすでに『聖なる血』の礼拝堂が建てられた。1625年に泉が湧くと奇跡を強く裏付けるものとして巡礼者の数は増えて行った。
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