星野紅【ホシノクレナイ】(観賞樹)
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登録番号 | 第4168号 |
登録年月日 | 1994年 11月 22日 | |
農林水産植物の種類 | あせび | |
登録品種の名称及びその読み | 星野紅 よみ:ホシノクレナイ |
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品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 山口耕一 | |
品種登録者の住所 | 福岡県八女郡星野村6859番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山口耕一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,育成者所有の在来種の変異株から選抜,育成されたものであり,花序 のタイプは混在,花色が白,がく片の色が紫褐の緑化樹向きの品種である。 樹姿は半直立性,樹高は中,枝の太さは中,色は紫紅,節間長は中である。葉の全 体の形は楕円形,先端の形は鋭尖形,基部の形は鋭形,縁の形は鋸歯縁,長さ及び幅 は中である。葉の新芽の色は濃黄緑(JHS カラーチャート3307),未成葉の色は濃黄 緑(同3307),色の変化性は有,成葉表面の色は暗黄緑(同3509),裏面の色は暗黄 緑(同3508),斑の有無は無,葉の光沢は中,葉柄の太さ及び長さは中,色は紅であ る。花序のタイプは混在,向きは斜下,長さは長,幅は広,小花の向きは下,長さは 長,幅は中である。つぼみの色及び花色はピンク白(同0401),模様の有無は無,花 冠裂片の形は円形,長さ及び数は中,がく片全体の形は披針形,先端の形は鋭尖形, 長さは長,色は紫褐,花柄の太さは太,色は紫褐,小花柄の太さは太,長さは長,色 は紫褐,花数は極多,花の香りは有,花つきの難易は易である。 「福岡在来種」と比較して,葉の全体の形が楕円形であること,花序の長さが長い こと,花序の幅が広いこと,がく片の色が紫褐であること,花柄の色が紫褐であるこ と,花の香りが有ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者のほ場(福岡県八女郡星野村)において,昭和50年に栽培中の 在来種の中から突然変異株を発見し,以後,特性の調査を継続し,62年にその特性が 安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「ホワイトスター」であった。 |
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