ホイットニー・ヒューストン版
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「オールウェイズ・ラヴ・ユー」の記事における「ホイットニー・ヒューストン版」の解説
1991年、ホイットニー・ヒューストンは、自身が主演でケビン・コスナーと共演した映画『ボディガード』の主題歌としてこの曲を歌った。『ボディガード』のオリジナル・サウンドトラックの1曲としても収録されている。曲調はもとのカントリー・ミュージックからバラード調になっており、曲の性格も大幅に異なっている。再生時間も約倍近くになっているのも特徴である。実際にはケビン・コスナーが愛聴していたリンダ・ロンシュタットの1975年発表のカバーバージョンをベースに制作されている。間奏のテナー・サックス・ソロはカーク・ウェイラムによるもの。 映画内で警護対象のレイチェル・マロンとして出演しているホイットニーが歌うこの曲が効果的に使用されており、1992年11月のシングル・アルバム発売以降、ビルボード・ミュージック・アワードのTop Hot 100 Single of the Year をはじめ、グラミー賞、アメリカン・ミュージック・アワード、ワールド・ミュージック・アワード、MTVムービー・アワードなどの賞を総なめにし、1993年1月にはアメリカ国内売り上げが400万枚(プラチナ4回相当)、イギリス国内売り上げが130万枚(プラチナ2回相当)に達したり、日本でも180万枚を記録し、サウンドトラックが全世界で4200万枚を売り上げるなど、一大ヒットを記録した。また、全米シングルチャートで14週連続1位と言う記録も樹立している。日本のオリコン洋楽シングルチャートでは1993年1月11日付から27週連続1位を獲得し、1993年の年間チャートで1位となった。フジテレビ系列で深夜に放送されていた音楽番組『BEAT UK』でも、UKシングルチャートNo.1を獲得している。
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