ペンリック・シリーズ
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「五神教シリーズ」の記事における「ペンリック・シリーズ」の解説
多くの人間と動物にとりついてきた魔に偶然にとりつかれ、魔力を身に着けた若者ペンリックを主人公とする中編シリーズである。ウィールド、アドリア、セドニア、オルバスなど、イブラ半島以外を舞台とする。以下は物語の時系列順に並べる。 Penric's Demon, 2015 『ペンリックと魔』 (創元推理文庫『魔術師ペンリック』ISBN 978-4-488-58714-7 収録)地方貴族の息子ペンリックは偶然に魔にとりつかれ、魔がかつてとりついて取り込んだ多くの女性たちの人格の集合体をデズデモーナと名付け、神殿魔術師となる。 Penric and the Shaman, 2016 『ペンリックと巫師』(創元推理文庫『魔術師ペンリック』収録)神殿魔術師となったペンリックは、殺人事件を捜査する上級捜査官オズヴィルの補助を命じられ、動物の精霊を抱える巫師のイングレスと出会う。 Penric's Fox, 2017 『ペンリックと狐』(創元推理文庫『魔術師ペンリック』収録)ペンリックとイングレスは、オズヴィルとともに神殿魔術師の殺人事件を捜査する。 Masquerade in Lodi, 2020 (未訳) Penric's Mission, 2016 - 『ペンリックの使命』(創元推理文庫『魔術師ペンリックの使命』収録)ペンリックはアドリア国の密命を受けてセドニアに潜入し、政争に敗れた将軍アデリスとその妹のニキスに出会う。 Mira's Last Dance, 2017 - 『ミラのラスト・ダンス』(創元推理文庫『魔術師ペンリックの使命』収録)ペンリックはアデリス、ニキスとともにセドニアを脱出してオルバスに行こうとし、魔が取りついたことのあるかつての高級娼婦ミラの人格の助けを借りる。 The Prisoner of Limnos, 2017 - 『リムノス島の虜囚』(創元推理文庫『魔術師ペンリックの使命』収録)オルバスに住み、ニキスを愛するようになったペンリックは、アデリスの政敵の差し金でリムノス島に捕らえられたニキスの母を脱獄させる。 The Orphans of Raspay, 2019 (未訳) The Physicians of Vilnoc, 2020 (未訳) The Assassins of Thasalon, 2021 (未訳) Knot of Shadows, 2021 (未訳)
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