ベルント・ヴァーラー会長時代
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「VfBシュトゥットガルト」の記事における「ベルント・ヴァーラー会長時代」の解説
2013年7月22日、前会長ゲルト・モーゼルの後任にベルント・ヴァーラーが新会長に就任。2013-14シーズン、夏の移籍期間にチーム初の日本人選手だったFW岡崎慎司やキャプテンのDFザーダール・タスキらレギュラークラスの選手を相次いで放出。新規にはDFダニエル・シュヴァーブ・MFモリッツ・ライトナーらを獲得。またFWティモ・ヴェルナーがユースチームから昇格した。8月には監督のブルーノ・ラッバディアがシーズン開幕後4連敗を喫するなど成績不振の責任を問われ解任。後任の監督にはU-17監督のトーマス・シュナイダーが就任。一時は復調したが、2014年に入りチームワーストとなる8連敗を喫し残留争いに巻き込まれ、3月8日に最下位のブラウンシュヴァイクに引き分けたことを受けてトーマス・シュナイダーを解任。後任にシャルケ04等の監督を歴任したフーブ・ステフェンスが就任した。その後も残留争いを演じたが、結果的に15位でフィニッシュした。ステフェンスはシーズン終了を持って退任。 2014-15シーズンは監督に2006年から2008年にかけて指揮を執ったアルミン・フェーを迎え入れた。しかし第12節終了時点で最下位となるなど成績不振の責任を取り辞任。後任には前シーズン途中指揮を執ったフーブ・ステフェンスが就任した。その後も降格圏をさまよったが、最終節でパーダーボルンに勝利したことで14位となり辛うじて1部に踏みとどまった。ステフェンスは今回もシーズン終了を持って退任した。 2015-16シーズンは監督に元RBライプツィヒ監督のアレクサンダー・ツォルニガーが就任。夏の移籍期間中にGKスヴェン・ウルライヒ・DF酒井高徳・アントニオ・リュディガー・FWヴェダド・イビシェヴィッチらを放出。新たにGKミチェル・ランゲラク・プシェミスワフ・ティトン・DFエミリアーノ・インスア・トニ・シュニッチ・FWロビー・クルーズらを獲得した。しかし2015-2016シーズンは序盤から低迷し、2015年11月24日にツォルニガー監督を解任した。後任にはVfBシュトゥットガルトII(U-23)を率いていたユルゲン・クラムニー(英語版)監督を昇格させ、冬の移籍期間にはDFケヴィン・グロスクロイツを獲得するなど1部残留を目指し一時は中位まで順位を上げたものの、シーズン終盤に6連敗を喫し最終的に17位でシーズンを終え、41年ぶりの2部降格が決定した。また奇しくもU-23チームも3部からアマチュアリーグの4部リーグへ降格しており、この結果を受け、ヴァーラー会長の引責辞任とクラムニー監督の解任が発表された。
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