ヘーベ (小惑星)とは? わかりやすく解説

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ヘーベ (小惑星)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/25 18:52 UTC 版)

ヘーベ
6 Hebe
ヘーベの軌道。青がヘーベ、
赤が惑星(一番外側の赤は木星)、
黒が太陽。
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
(ヘーベ族?)
発見
発見日 1847年7月1日
発見者 K. ヘンケ
軌道要素と性質
元期:2009年6月18日 (JD 2,455,000.5)
軌道長半径 (a) 2.425 AU
近日点距離 (q) 1.934 AU
遠日点距離 (Q) 2.915 AU
離心率 (e) 0.202
公転周期 (P) 3.78 年
軌道傾斜角 (i) 14.75
近日点引数 (ω) 239.49 度
昇交点黄経 (Ω) 138.74 度
平均近点角 (M) 227.22 度
物理的性質
直径 185.18 km
質量 6.7 ×1018kg
平均密度 2 g/cm3
表面重力 0.0518 m/s2
脱出速度 0.0979 km/s
自転周期 7.2745 時間
スペクトル分類 S
絶対等級 (H) 5.71
アルベド(反射能) 0.2679
表面温度 170 K
色指数 (B-V) 0.822
色指数 (U-B) 0.399
Template (ノート 解説) ■Project
3Dモデル

ヘーベ[1][2] (6 Hebe) は、火星木星の間の小惑星帯にある、大型の小惑星である。

特徴

ヘーベは1847年7月1日ドイツ天文学者カール・ヘンケによって発見された。これ以前にも5個の小惑星(ケレスは2006年以降準惑星)が発見されており、ヘーベは1845年アストラエア以来1年半ぶり、6例目の小惑星の発見となった。

ヘーベという名称はドイツ数学者カール・フリードリヒ・ガウスが提案したものであり、ギリシア神話に登場する青春の女神ヘーベーにちなんで名づけられた。

珪酸マグネシウムや珪酸鉄を含んだニッケルによって構成されており、光をよく反射する明るい表面をしている。

古在由秀は、ヘーベに代表される非常に小規模な小惑星族が存在すると唱えている。

出典

  1. ^ 小惑星日本語表記索引 : 1 - 50”. 日本惑星協会. 2019年3月9日閲覧。
  2. ^ 天文年鑑編集委員会 『天文年鑑 2019年版』誠文堂新光社、2018年、164-165頁。ISBN 978-4-416-71802-5 

関連項目

外部リンク


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