ヘビー・ラム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 08:55 UTC 版)
ヘビー・ラムは、モラセスを自然発酵させ単式蒸留器で蒸留する。蒸留する前にバガス(サトウキビ搾汁後の残渣)やダンダー(英語版)(前回蒸留したときの残液)を加えることもある。蒸留後、内面を焦がしたオーク樽(バーボン樽を用いることもある)で熟成させる。長期間(3年以上)熟成されるとダーク・ラムになる。 エタノール以外の副生成分を多く含み、風味が強く、褐色をしているのが特徴。場合によっては濃い褐色の場合もある。なお、この分類をダーク・ラムと呼ぶこともある。 琥珀色を出す為に着色料(カラメル)を添加して作られる製品もある。色が濃い方が質が良いと誤解されている地域もあるため、過度の着色をされる場合がある。 イギリス連邦加盟国のジャマイカ、ガイアナ、トリニダード・トバゴなどに多くみられる。
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