プロバイダによる規制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 16:30 UTC 版)
これまでに、違法なファイルの交換によるインターネット回線帯域の増大を理由に、2003年にiTSCOMがWinnyによる帯域の使用の制限を報告。他にも幾つかのインターネットプロバイダが、事前告知あり・なしに限らず、Winnyによる帯域の使用を制限している。 そして流出事件を機に、2006年3月にはぷららやniftyがWinnyの使用を制限するサービスを、2006年5月頃を目処に始めるとしていた。ぷららやniftyの「Winnyによる帯域の使用制限」については、一部地域で2006年4月頃より始まっていた。 しかし、総務省は2006年5月18日に、ぷららが2006年5月から開始する予定であった「Winnyの信号を感知すると通信を遮断する」措置について、利用者の通信を解読し、その内容に応じて通信を許可または禁止するという行為は、通信の秘密保護を定めた「電気通信事業法」に抵触し、違法であるとの見解を示した。これを受け、ぷらら側は「無断での通信遮断措置の発動」を停止した。なお、現在はフレッツ光及びADSLのサービスとしてWinnyを遮断する機能を利用できる。 現在でも、実質的に切断に近いレベルの速度制限を続けているプロバイダがいくつかある。(Biglobe等)
※この「プロバイダによる規制」の解説は、「Winny」の解説の一部です。
「プロバイダによる規制」を含む「Winny」の記事については、「Winny」の概要を参照ください。
- プロバイダによる規制のページへのリンク