プロソポグラフィを用いた歴史研究
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/07 06:18 UTC 版)
「プロソポグラフィ」の記事における「プロソポグラフィを用いた歴史研究」の解説
実際の作業は総合的な経歴調査である。対象とする社会に現れる人物の生没年時、出生地、婚姻の有無、家族構成、住所、学歴、財産、職業及び職歴、宗教など一定の項目に関する伝記資料を収集・整理し、それをもとに政治や社会の問題を考察する。 研究には大きな二つの流れがあり、一つは指導者と関連する人物の相互関係として扱い、それらについての血縁や人脈を詳細に追う事例研究が中心である。もう一つは世論の動向に関心を置き、思想と環境と政治的・宗教的行動との関係を取り上げ、事例研究よりも統計資料の活用を中心としている。
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