プティパ/ゴルスキー版に基づく改訂演出
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「ドン・キホーテ (バレエ)」の記事における「プティパ/ゴルスキー版に基づく改訂演出」の解説
本作は、ゴルスキー以降も様々な振付家によって改訂が重ねられている。1962年にはロンドンで、ランベール・ダンス・カンパニー(英語版)による西側初の全幕上演が行われた。さらに、ルドルフ・ヌレエフやミハイル・バリシニコフといったソビエト連邦からの亡命ダンサーが西側諸国で自身の演出を発表したことで、本作は世界的に名を知られるようになった。代表的な演出として、以下のものが挙げられる。 フョードル・ロプホーフ(英語版)版(1923年、キーロフ・バレエ初演) ロスチスラフ・ザハロフ(英語版)版(1940年、ボリショイ・バレエ初演) ウィトルド・ボルコフスキー版(1962年、ランベール・ダンス・カンパニー(英語版)初演) ルドルフ・ヌレエフ版(1966年、ウィーン国立バレエ団初演) ミハイル・バリシニコフ版(1978年、アメリカン・バレエ・シアター初演) ケヴィン・マッケンジー(英語版)/スーザン・ジョーンズ版(1995年、アメリカン・バレエ・シアター初演) アレクセイ・ファジェーチェフ版(1999年、ボリショイ・バレエ初演) カルロス・アコスタ版(2013年、英国ロイヤル・バレエ初演) なお、ゴルスキーがミンクスの原曲に新たな楽曲を追加して以降、他の振付家たちも、ミンクスの他作品の楽曲や、他の作曲家による楽曲を用いるようになり、現在では原曲以外の音楽が20曲以上にも上っている。ミンクス以外の作曲家としては、シモン(英語版)、ドリゴ、ナプラヴニク、ジェロビンスキー、ソロヴィヨフ=セドイ(英語版)などが挙げられる。
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