プジョー時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/04 01:19 UTC 版)
「マーカス・グロンホルム」の記事における「プジョー時代」の解説
しかし、その不遇の時期も、1999年に結んだプジョーとの契約で一変する。フル参戦初年の2000年は第2戦スウェーデンで待望のWRC初優勝を飾り、シーズン4勝を挙げて念願のWRC年間王者に輝く。 翌2001年は前半戦でリタイアを重ね、後半に3勝を挙げたものの、スバルのリチャード・バーンズに王座を明け渡してしまう。しかし2002年には年間5勝を挙げ、2位以下に2倍以上の圧倒的なポイント差をつけて再び年間王者に返り咲いた。この年は好調のあまり、しばしば笑いながら運転する様子が車内カメラに映し出されていた。この年はレース・オブ・チャンピオンズでも、当時新人のセバスチャン・ローブを下して優勝している。 2003年は前半に3勝を挙げるも、中盤からリタイアが重なりチャンピオンを逃した。この年チャンピオンとなったペター・ソルベルグや、その後圧倒的な成績を残し続けることとなるセバスチャン・ローブといった若手が台頭し、2004年からの新車307WRCの不調などもあり、複数回の優勝はするが年間王者までは手が届かずにいた。
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