ブロッコリとサルツマンの反目とは? わかりやすく解説

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ブロッコリとサルツマンの反目

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 14:04 UTC 版)

ジェームズ・ボンド」の記事における「ブロッコリとサルツマンの反目」の解説

アルバート・ブロッコリハリー・サルツマンは、1970年代初期まで共同プロデューサー務めていたが、ブロッコリ娯楽路線に、原作派で文芸趣味のあるサルツマン次第反発するうになるレン・デイトン007へのアンチテーゼとして執筆した難解なスパイ小説『イプクレス・ファイル』をマイケル・ケイン主演で『国際諜報局』(1965年シドニー・J・フューリー監督)として映画化させたのは、他ならぬサルツマンだった。 サルツマン意見元に製作されリアリティロマンチシズムへの傾倒があった『女王陛下の007』の興行成績芳しくなかった一方続いてブロッコリ意見元に製作され荒唐無稽派手なストーリーの『ダイヤモンドは永遠に』の興行成績良かったことから、ブロッコリ主導権を握るようになった結局1975年サルツマンイオン・プロから離脱それ以降イオン・プロとその親会社であるダンジャックアルバート・ブロッコリとその一族支配することになる。因みにサルツマン持株ブロッコリ無断UAへと売却されUAイオン・プロ大株主となった。しかし、そのUAも『天国の門』(1980年マイケル・チミノ監督)の大失敗により経営危機に陥り、1981年メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(以下MGM)に吸収合併された。その為、13作目オクトパシー』からはMGMも製作に加わりそれに伴い北米以外での配給新たにユナイテッド・インターナショナル・ピクチャーズUIP)が担当することになった

※この「ブロッコリとサルツマンの反目」の解説は、「ジェームズ・ボンド」の解説の一部です。
「ブロッコリとサルツマンの反目」を含む「ジェームズ・ボンド」の記事については、「ジェームズ・ボンド」の概要を参照ください。

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