ブレード(鋸刃)の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/03 03:21 UTC 版)
「レシプロソー」の記事における「ブレード(鋸刃)の種類」の解説
ブレード(鋸刃)は、往復動するシャフトへの取付部と鋸刃の付いた部分は約3度から5度の角度が鋸刃方向についている。この角度が、復路での鋸刃の被切断材への切り込みとなる。作業時に使用する鋸刃は、被切断材にあわせて選択する。木材用・金属用・ステンレス鋼用・樹脂材用等と各種揃っている。鋸刃の材質と1インチあたりの山数が、被切断材にあわせて各メーカーが工夫して専用品を揃えている。材質は、炭素工具鋼・ハイス・コバルトハイス・バイメタル等が主である。レシプロソーの便利な使い方として被切断材を床や壁の際で切断する事がある。この場合はブレードが曲がっても折れないバイメタル鋸刃を使用し、曲がった状態で往復作動させて切断作業を行なう事が出来る。 ブレードのシャフトへの取付部形状は各社外観は同一であるが、各電動メーカーにより微妙に寸法が異なるので替え刃入手時には説明書の適用機種を確認する必要がある。ブレードの製造は、国内電動工具メーカーの場合自社生産ではなくOEMである場合が多い。鋸刃専門メーカーとして河部鋸刃工業株式会社、福知山興行株式会社、株式会社ハウスビーエム等がある。これら鋸刃専門メーカーは、取り付け寸法を工夫して自社ブランドで各社の電動レシプロソー「兼用替え刃」を販売している。
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