ブルーリボン運動 (反検閲運動)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ブルーリボン運動 (反検閲運動)の意味・解説 

ブルーリボン運動 (反検閲運動)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/19 17:42 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

ブルーリボン運動(ブルーリボンうんどう)とは、アメリカ合衆国発祥のインターネット上における言論の自由を守るための反検閲運動である。ブルーリボンキャンペーン。

概要

ブルーリボン運動のキャンペーンバナー

アメリカ合衆国で1996年2月、改正電気通信法のうち「通信品位法」と言われる第5条が成立した事から、電子フロンティア財団によって、直前の1995年から言論の自由を守るための運動が展開された。青は「言論の自由の死」に対する弔意を表す色。

自身のウェブサイトを持つ人達は、法案成立の日、ブラックアウトの上にブルーリボン画像を貼ったトップページで抗議の意を表した。マイクロソフトアップルコンピュータも反対を表明した。

「通信品位法」は、1997年6月にレノ対アメリカ自由人権協会事件で、アメリカ合衆国憲法修正第1条―言論の自由の保障)違反で、成立差し止めの判決が出て法令上無効となっている。その後も、言論の自由を守る運動の象徴として、ブルーリボンは世界的に使われている。

言論の自由の権利保護の訴え

電子フロンティア財団は以下の権利の保護を訴えている。

  • 匿名でブログを作成する権利の保護。
  • ソースの機密を保つ権利の保護。
  • 知的財産権の公正な使用をする権利の保護
  • 読者のコメントを許す権利の保護。但しこれは、荒らしの存在を容認するものではない。
  • サーバを政府の没収から守る権利の保護
  • 選挙について自由にブログを作成する権利の保護。
  • あなたの仕事場についてのブログの権利の保護。
  • メディアとしてアクセスを受ける権利の保護。

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ブルーリボン運動 (反検閲運動)」の関連用語

ブルーリボン運動 (反検閲運動)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ブルーリボン運動 (反検閲運動)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのブルーリボン運動 (反検閲運動) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS