ブルースの殿堂
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ブルースの殿堂(ブルースのでんどう、英語: The Blues Hall of Fame)は、ブルース音楽に重要な貢献のあった人々を選定し、顕彰するリスト。
1980年に、アメリカのブルース財団によって始められ、ブルースを演奏した人々のほか、録音した人々や記録を残した人々なども、ブルースへの貢献により顕彰の対象とされている。
ブルースの殿堂博物館が、テネシー州メンフィスにつくられ、2015年5月8日から一般公開が開始されている[1]。
殿堂入りした人々
1980年
- ビッグ・ビル・ブルーンジー
- ウィリー・ディクスン
- ジョン・リー・フッカー
- ライトニン・ホプキンス
- サン・ハウス
- ハウリン・ウルフ
- エルモア・ジェームス
- ブラインド・レモン・ジェファーソン
- ロバート・ジョンソン
- B.B.キング
- リトル・ウォルター
- メンフィス・ミニー
- マディ・ウォーターズ
- チャーリー・パットン
- ジミー・リード
- ベッシー・スミス
- オーティス・スパン
- T-ボーン・ウォーカー
- サニー・ボーイ・ウィリアムソンI(本名:ジョン・リー・ウィリアムソン)
- サニー・ボーイ・ウィリアムソンII(本名:アレック・フォード・ミラー)
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1986年
- アルバート・コリンズ
- トミー・ジョンソン
- レッドベリー
1987年
- パーシー・メイフィールド
- エディ・テイラー
- ソニー・テリー
1988年
1989年
1990年
- ブラインド・ブレイク
- ロニー・ジョンソン
- ブッカ・ホワイト
1991年
- スリーピー・ジョン・エスティス
- ビリー・ホリデイ
- ミシシッピ・フレッド・マクダウェル
- サニーランド・スリム
ノン・パフォーマー部門
1992年
- スキップ・ジェイムス
- ジョニー・シャインズ
- ビッグ・ジョー・ウィリアムス
1993年
1994年
- アーサー・"ビッグ・ボーイ"・クルーダップ
- ワイノニー・ハリス
ノン・パフォーマー部門
- ビル・"ホス"・アレン
- ジョン・ローマックス
- アラン・ローマックス
- ジョン・リッチバーグ
- ジーン・ノーブルズ
1995年
ノン・パフォーマー部門
1996年
- チャールズ・ブラウン
- デヴィッド・"ハニーボーイ"・エドワーズ
ノン・パフォーマー部門
- ボブ・ケスター
- ピート・ウェルディング
1997年
ノン・パフォーマー部門
1998年
- ルーサー・アリスン
- ジュニア・ウェルズ
ノン・パフォーマー部門
1999年
ノン・パフォーマー部門
- レスター・メルローズ
- クリス・ストラックウィッツ
2000年
- ジョニー・オーティス
- スティーヴィー・レイ・ヴォーン
ノン・パフォーマー部門
- ディック・ウォーターマン
2001年
ノン・パフォーマー部門
- テレサ・ニーダム
- ロバート・パーマー
2002年
ノン・パフォーマー部門
- ジム・オニール
2003年
- ファッツ・ドミノ
- パイントップ・パーキンズ
- シッピー・ウォーレス
- ダイナ・ワシントン
ノン・パフォーマー部門
- ラルフ・バス
2004年
- ボ・ディドリー
- ブラインド・ボーイ・フラー
ノン・パフォーマー部門
- J・メイヨー・ウィリアムス
2005年
- ウォルター・デイヴィス
- アイク・ターナー
ノン・パフォーマー部門
- H・C・スペア
2006年
- ポール・バターフィールド
- ジェイムズ・コットン
- ロイ・ミルトン
- ボビー・ラッシュ
ノン・パフォーマー部門
- ビハリ兄弟
- ボビー・ロビンソン
- ジェリー・ウェクスラー
2007年
ノン・パフォーマー部門
2008年
- ジミー・マクラクリン
- ミシシッピ・シークス
- ヒューバート・サムリン
- ジョニー・"ギター"・ワトソン
- ピーティー・ウィートストロー
- ジミー・ウィザースプーン
ノン・パフォーマー部門
- ジョン・ハモンド
- ポール・オリヴァー
2009年
ノン・パフォーマー部門
- クリフォード・アントン
- マイク・レッドビター
- ボブ・ポーター
2010年
- ロニー・ブルックス
- ガス・キャノン
- W・C・ハンディ
- エイモス・ミルバーン
- チャーリー・マッスルホワイト
- ボニー・レイット
ノン・パフォーマー部門
- ピーター・グラルニック
- "サンシャイン"・ソニー・ペイン
2011年
- ビッグ・メイベル
- ロバート・クレイ
- ジョン・P・ハモンド
- アルバータ・ハンター
- デニス・ラサール
- J.B.ルノア
ノン・パフォーマー部門
- ブルース・ブロムバーグ
- ヴィヴィアン・カーターとジェームス・ブラッケン
- サミュエル・チャーターズ
- ジョン・ウェズリー・ワークIII
2012年
- ビリー・ボーイ・アーノルド
- マイク・ブルームフィールド
- バディ・ジョンソンとエラ・ジョンソン
- レイジー・レスター
- ファーリー・ルイス
- マット・"ギター"・マーフィー
- フランク・ストークス
- アラン・トゥーサン
ノン・パフォーマー部門
- クリス・アルバートソン
- ホルスト・リップマンとフリッツ・ラウ
- ドク・ポーマス
- パーヴィス・スパン
2013年
- オーティス・クレイ
- アール・フッカー
- リトル・ブラザー・モンゴメリー
- ジミー・ロジャーズ (カントリー歌手)
- ジョディ・ウィリアムス
- ジョー・ルイス・ウォーカー
ノン・パフォーマー部門
- コズィモ・マタッサ
- デイヴ・クラーク
- ヘンリー・グローヴァー
2014年
- ビッグ・ジェイ・マクニーリー
- エディ・ショー
- エディ・"クリーンヘッド"・ヴィンソン
- R・L・バーンサイド
- ロバート・ピート・ウィリアムス
ノン・パフォーマー部門
- マイク・カッパス
- ドン・ロビー
- ディック・シャーマン
2015年
- エリック・クラプトン
- リトル・リチャード
- トミー・ブラウン
2016年
- エルヴィン・ビショップ
- エディ・クリアウォーター
- ジミー・ジョンソン
- ジョン・メイオール
- メンフィス・ジャグ・バンド
ノン・パフォーマー部門
2017年
- ジョニー・コープランド
- ヘンリー・グレイ
- ウィリー・ジョンソン
- ラティモア
- マジック・スリム
- メイヴィス・ステイプルズ
ノン・パフォーマー部門
- エイミー・ヴァン・シンゲル
2018年
- ジ・エイシズ
- ジョージア・トム・ドーシー
- サム・レイ
- メイミー・スミス
- ローバック・"ポップス"・ステイプルズ
ノン・パフォーマー部門
- アル・ベンソン
2019年
- カウント・ベイシー
- ブッカー・T&ザ・MG's
- アイダ・コックス
- ピー・ウィー・クレイトン
- アレサ・フランクリン
ノン・パフォーマー部門
- モー・アッシュ
2020-2021年
- エディー・ボイド
- ヴィクトリア・スピヴィー
- ビリー・ブランチ
- ベティ・ラヴェット
- シル・ジョンソン
- ジョージ・"ハーモニカ"・スミス
ノン・パフォーマー部門
- ラルフ・ピア
2022年
- ルシール・ボーガン
- リトル・ウィリー・ジョン
- ジョニー・テイラー
ノン・パフォーマー部門
- メアリー・キャスリン・アルディン
- オーティス・ブラックウェル
2023年
- キャリー・ベル
- ジュニア・キンブロー
- エスター・フィリップス
- ジョン・プライマー
- スヌーキー・プライアー
- フェントン・ロビンソン
- ジョシュ・ホワイト
ノン・パフォーマー部門
- デイヴィッド・エヴァンズ
2024年
ノン・パフォーマー部門
- ウィリアム・R・フェリス
2025年
- ジェシー・メイ・ヘムフィル
- ヘンリー・タウンゼンド
- ブラインド・ウィリー・ジョンソン
- ウィリアム・ベル
- ボブ・ストロージャー
ノン・パフォーマー部門
- ボブ・ゲディンズ
脚注
- ^ HALL OF FAME - MUSEUM - Blues Foundation
- ^ “Award Winners and Nominees”. Blues Foundation. 2025年6月5日閲覧。
外部リンク
- “Performers in Blues Hall of Fame”. Blues Foundation. 2015年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月7日閲覧。
- “Other Individuals in Blues Hall of Fame”. Blues Foundation. 2015年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月7日閲覧。
ブルースの殿堂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 18:27 UTC 版)
1972年、フィル・チェスは引退して、アリゾナ州へ移った。フィルはレナード・チェスとともに、1995年にノン=パフォーマー部門でブルースの殿堂入りを果たした。2013年2月、フィル・チェスは、兄とともに受章したナショナル・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ・アンド・サイエンス (NARAS) のノン=パフォーマー部門の理事会賞を受け取るために、授賞式に出席した。
※この「ブルースの殿堂」の解説は、「フィル・チェス」の解説の一部です。
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