ブリーズM
ブリーズ (ロケット)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/25 01:01 UTC 版)
ブリーズ(露:Бриз, ローマ字表記:Briz, 日本語でそよ風の意)はロシアで開発された上段ロケットである。クルニチェフ国家研究生産宇宙センターで生産され、ロコット、プロトン、アンガラ・ロケットに搭載されて使用する。ブリーズ・シリーズはこれまでにブリーズ-Kを基本とし、ブリーズ-M、ブリーズ-KMの各派生形が開発されている。推進剤はN2O4とUDMHというハイパーゴリック推進剤を使用している。ブリーズ-Mにおいて、1基のRD-2000エンジンを使用し、推力19.6キロニュートン (4,400 lbf)、比推力326秒を得ており、一回の飛行で3,000秒間燃焼することが出来る。
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- 1 ブリーズ (ロケット)とは
- 2 ブリーズ (ロケット)の概要
- 3 打ち上げ履歴(主要分のみ)
- 4 出典
- 5 関連項目
ブリーズ-M
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「ブリーズ (ロケット)」の記事における「ブリーズ-M」の解説
正式名:14S43ブースター・ユニット・ブリーズ-M。ブリーズ-Mはブリーズ-Kの周囲に増槽を装着し燃料搭載量を増加させた派生型でありプロトンに使用される。ブリーズ-Mの初打ち上げは1999年7月5日であったが、この打ち上げはプロトンの不具合により失敗した。初めての成功は2000年6月6日、ゴリゾント衛星の打ち上げだった。将来はアンガラ・ロケットA3 若しくは A5バージョンに、ブリーズ-Mを上段として使う事が予定されている。
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