フロールライトピンク

品種登録データベース

フロール ライトピンク【ﾌﾛｰﾙ ﾗｲﾄﾋﾟﾝｸ】（草花類）

	登録番号	第4189号
	登録年月日	1994年 12月 26日
	農林水産植物の種類	ガーベラ
	登録品種の名称及びその読み	フロール　ライトピンク 　よみ：ﾌﾛｰﾙ ﾗｲﾄﾋﾟﾝｸ
	品種登録の有効期限	15 年
	育成者権の消滅日	1995年 12月 27日
	品種登録者の名称	株式会社サカタのタネ
	品種登録者の住所	神奈川県横浜市都筑区仲町台二丁目７番１号
登録品種の育成をした者の氏名	高木敬一郎 菅野政夫
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は，出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり，花は紫ピンクで半八重の切花向きのやや大輪花である。 　葉の長さはやや長，幅は広，葉面の凹凸は中，切れ込みの程度は深，葉縁の形は鋭鋸歯，葉柄長はやや短である。花形は半八重，花容はⅡ型，花径は110～129mmである。舌状花の色は表面が紫ピンク（JHS カラーチャート9703）で色の分布は外側に向けうすくなる，覆輪の有無は有，縞の有無は無，裏面の色はピンク白（同9701），花盤の色は緑である。舌状花弁の形はⅡ型，長さは40～49mm，幅は 5～ 9mm，断面の形は平，表面のひだの程度は弱，弁先の切れ込み数は 1，切れ込みの深さは浅，舌状花数は40～69枚，内部総ほう葉の形は垂直，総ほう葉のアントシアニンの着色は無である。花柄の長さ及び太さは中，断面の形は円，強さは強，花柄基部のアントシアニン着色は弱である。 　「リカルフィッシュ」と比較して，葉縁の形が鋭鋸歯であること，舌状花表面の色が紫ピンクであること，舌状花弁先の切れ込み数が１であること等で，「フロール　サーモン」と比較して，葉の切れ込みの程度が深いこと，舌状花表面の色が紫ピンクであること，舌状花弁先の切れ込み数が１であること等で区別性が認められる。
登録品種の育成の経過の概要
この品種は，出願者の農場（神奈川県藤沢市）において，平成元年に同農場の育成系統どうしを交配し，その実生から選抜して，組織培養により増殖を行い，４年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。