フロンティスピース ページェント【フロンティスピース ページェント】(草花類)
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登録番号 | 第6735号 |
登録年月日 | 1998年 8月 12日 | |
農林水産植物の種類 | オドントグロッサム | |
登録品種の名称及びその読み | フロンティスピース ページェント よみ:フロンティスピース ページェント |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 向山株式会社 | |
品種登録者の住所 | 山梨県甲州市塩山熊野275 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 向山武彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「Odm.Pescadero」に「Oda.Flolic」を交配して育成されたものであり,花はセパル及びペタルが濃赤紫,リップが濃赤紫の地色に暗紅の点斑が入る鉢物向き中型種である。 株の大きさは中,草姿は斜上である。開花ぎ球茎の正面及び平面の形は長楕円形,溝の有無は無,高さは81~100㎜,長径は31~40㎜である。葉の正面の形は広線形,横断面の形はⅢ型,向きは斜上,長さ及び幅は中,表面の色は暗緑,上位葉数は1枚,下位葉数は2枚である。花序の型は総状,再開花性は無,長さは中,幅はやや狭,花数は少,花茎の抽出方向は斜上,強さは中,花型は部分抱え平咲き,距の有無は無,花の横径及び縦径はやや大である。ドーサル・セパル正面の形は長楕円状披針形,先端の形は微突形,ねじれは無,長さはやや短,幅は中,ラテラル・セパル正面の形は長楕円状披針形,先端の形は突形,ねじれは有,長さはやや短,幅はやや狭,ペタル正面の形は半円形,先端の形は漸鋭先形,ねじれは無,周縁の波打ちは有である。リップ中央裂片の正面の形は正方形,側裂片の明確度は明確,先端の形は銀杏形,長さはやや短,幅は中である。セパル及びペタルは濃赤紫(JHS カラーチャート9209)で斑の模様は無,リップは濃赤紫(同9209)の地色に暗紅(同0110)の点斑が入る。花の香りは無,開花期は不定期である。 「ラブリーモーニング’サヤカ’」と比較して,セパルに斑がないこと,ペタル正面の形が半円形であること,セパル及びペタルの地色が濃赤紫であること,リップの斑の色が暗紅であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成3年に出願者が「Odm.Pescadero」に「Oda.Flolic」を交配した実生苗を購入し,5年に出願者の温室(山梨県塩山市)において,開花した株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「フロンティスピース OR-13」であった。 |
「フロンティスピース ページェント」の例文・使い方・用例・文例
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