フック (打撃)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/24 07:04 UTC 版)
フック(英: Hook)とは、ボクシングなどを始めとした拳による殴打技が認められている格闘技、及び武術・武道で使われる基本的なパンチングの1種である。
目標に対して自身の体の外側から内側へ向かう、曲線的な軌道を描く横からのパンチを指す。武術・武道では打ち技に分類され、呼称が異なる場合が多い。
最大の特徴は射程が短い事である。これは、ストレートでは十分な威力を発揮できない超至近距離においても十分な威力を持った打撃を加えることができることを意味する。
他のメリットとしては、遠心力による威力の増加を望める事、角度や距離によっては相手の死角から攻撃できる事が挙げられる。
デメリットとしては、構造上2アクション必要なため、ストレートなどの直線的なパンチよりも出が遅くなる事や届く距離が短い事、ボクシングなどでは反則となるオープンブローになりやすい事などが挙げられる。
頭部を狙う他、ボディブロー、カウンターなど様々な目的で使用される。
関連項目
「フック (打撃)」の例文・使い方・用例・文例
- マイクは壁のフックに帽子を掛けた
- アメリカではスカイフック社は人口の何パーセントをカバーしていますか。
- とどめの一撃はボディーへの左フックだった。
- フックリとした肉付きだ
- 誇張されたスイングによるフック
- チェーンの長さ、同じくフック‐フィリップ・グエダラ
- 彼は、フックを直すためにレッスンを受けた
- ダイヤルする前に受話器ををフックから外さなければならない
- 薬、工学、経済学、および他に応用された技術的問題−シドニー・フック
- ボールをフックさせる
- フックで固定する
- フックでつかむ
- フックで打たれる
- 派閥のイデオロギーの否定−シドニー・フック
- フックの形で形成された
- 尖ったスパイクとフックがある象の突き棒
- ボートを引っ張ったり押したりするのに用いられる柱状のハンドルのついたフック
- 釘でなくフックが付いている木回し
- 服を掛ける杭またはフックのある直立の棒
- カップを掛けるためのフック(通常棚の下側の上で)
- フック_(打撃)のページへのリンク