フォートブラッグ/ポープ空軍基地
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「ファイエットビル (ノースカロライナ州)」の記事における「フォートブラッグ/ポープ空軍基地」の解説
フォートブラッグとポープ空軍基地はファイエットビル市の隣にある。アメリカ陸軍の空挺部隊が幾つかフォートブラッグに駐屯しており、著名な部隊は第18空挺軍団本部、第82空挺師団およびアメリカ陸軍特殊作戦コマンドである。 フォートブラッグには第二次世界大戦が始まった時に野戦砲兵隊がいた。ミシシッピ川より東の陸軍の砲兵隊は全てここに集まっており、総員は約5,000人だった。兵士は陸軍の新しい小型車を試験し、それが間もなくジープと呼ばれるようになった。ただし、大砲を動かす動力の大半はまだ馬やロバだった。1940年9月12日、陸軍は基地の拡張を始め、第9歩兵師団を連れてきた。 ポープ空軍基地の任務はアメリカ軍への空輸や近接航空支援から、世界中に人員を運ぶものまである。フォートブラッグに駐屯する空挺団のなかでも第82空挺団を空輸する任務を担っている。 ポープ空軍基地の戦闘機大隊の大半はジョージア州ムーディ空軍基地に配置換えになった。2011年には陸軍の管轄に変わり、ポープ陸軍航空基地と呼ばれることになる。しかしポープの主体となるのは空軍予備役隊である。第440空輸部隊がポープ陸軍航空基地任務の大半を行うことになる。 2008年9月、ファイエットビルはフォートブラッグの敷地の85%を併合し、市公式人口は206,000人になった。フォートブラッグには今でも独自の警察、消防および救急医療サービスがある。ファイエットビル市は新しい人口の数字を使って大規模小売業を誘致したい考えである。 2016年7月3日、基地内の球場でMLB公式戦アトランタ・ブレーブス対マイアミ・マーリンズの試合が行われた。
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